モナコイン(MONA)とはどのような仮想通貨?特徴や将来性を紹介

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ネットスラングの「モナ〜」が名前の由来となっている日本発の暗号資産(仮想通貨)で、ネット上の投げ銭などに使われるモナコイン(MONA)をご存知でしょうか?

2ちゃんねるのキャラクターをモチーフとしたモナコインは、2017年の暗号資産バブルの際に急上昇して一時はその年の安値から100倍以上に上昇しました。モナコインでしか買い物ができないECサイトがあるなど、固定ファンの多い仮想通貨です。

この記事ではMONAコインの歴史や特徴、将来性の解説。そして、国内で取引できる交換業者の紹介をおこないます。

モナコイン(MONA)の歴史

モナコインは、 ライトコインなどの採掘プールである2chpoolを運営していたわたなべ氏が開発しました。

2013年12月23日にβ版をリリース。2014年1月1日0時0分に、モナコインは正式にリリースされました。

なお、誕生時の価格は2.5円程度だとされています。

モナコインの概要

時価総額 約80億円 発行上限 1億512万MONA
承認方式 Proof of Work 上場時期 2013年12月31日
中央機関 なし 提唱者 わたなべ
オフィシャルサイト https://monacoin.org/

※2022年1月31日時点

●モナコインの価格推移

mona_chart

出所:TradingView 期間:2014年3月~2021年10月

モナコインの3つの特徴
  • ネットから実店舗の決済まで実用性が高い
  • ビットコインモールではデスクトップPC・家電・調理器具などの買い物に利用可能
  • monappyはイラストや小説などの作品に対する投げ銭に利用可能

実店舗はまだ数は少ないが、医療・飲食などで実装されている店舗も

暗号資産といえば、「投機的対象」やインフレヘッジのための「価値の保存手段」としての価値が重要視されています。そのため、仮想通貨ともいえる「通貨」の部分があまり機能として利用されていないと感じる人も多いのではないでしょうか。

モナコインは、モナコインが使えるECサイトや実店舗が誕生直後からあり、モナコインで土地を買った(3万2001MONA)というニュースが2014年4月時点でもあったほどです。

Segwitを世界で初めて実装

Segwitとは、暗号資産のスケーラビリティ問題への対処のために情報を圧縮する技術です。

モナコインは、世界で一番最初にSegwitを導入しました。その後に導入したライトコインやビットコインよりも早かったことで、注目が集まりました。

スケーラビリティ問題

スケーラビリティ問題とは暗号資産を取引する際の情報量が大きすぎると、取引が成立しなくなってしまう問題のこと。ビットコインを含む多くの暗号資産にとって悩みの種でした。

アトミックスワップで取引時の持ち逃げを防止

一般的に暗号資産同士を取引する際は、どちらかの暗号資産が先に決済されます。

そのため先に受け取った側の人が持ち逃げをしてしまう危険性があります。かといって、持ち逃げを防止するために仲介者を入れれば、仲介者に払う手数料が必要となり無駄なコストが増えてしまいます。

そこで、アトミックスワップでは暗号化技術を用いることで2者の送金がほぼ同時に決済されて持ち逃げができず、、仲介者を置くことなく、2者間の取引を安全に行うことができるようになっています。

モナコイン将来性

モナコインは日本では一定の人気があるものの、グローバルでは知名度が低くなっています。

また現在は、新しい機能を追加したり、性能を向上させるような開発を行っていません。そして、ホワイトペーパーやロードマップがあるわけではなく、公式ホームページも非常に簡素なものです。

ただファンは多く、ビットコインモールやamatenなどのECサイトではモナコインを使うことが可能で、モナコインを使うことのできる店舗やウェブサイトが増加していく可能性は十分あります。

コアなユーザーが多いことから、今後も根強い人気が続くのではないでしょうか。

モナコインの価格推移

出所:TradingView 期間:2020年2月~2021年10月

2021年のモナコインは2月に大幅な調整があったものの、年初から4月までおおむね上昇傾向でした。モナコインのみならず多くの暗号資産が値上がりしていました。5月以降は他暗号資産よりも下げ幅が大きく、もう一段下落するとかなり厳しいといった状況です。

時価総額が小さい

暗号資産にとって時価総額は重要な要素になります。時価総額が大きいほど多くの資金が流入しており、注目度や今後への期待が高いと言え、開発が進みやすいとされるためです。

ただ記事執筆時点の2021年11月17日時点では時価総額ランキング454位*となっているほか、公式アカウントのツイートや目新しいニュースがないなど開発が進んでいる様子もありません。

*Coin Market Cap調べ

もとよりネット上での投げ銭などが目的として始まったので、これ以上開発余地もないのかもしれません。その意味では完成していて、何よりある程度実用性が高いこともあって、通貨として使う体験ができる貴重な暗号資産ともいえます。

モナコインの取り扱いのある取引所

国内でモナコインを取り扱っている取引所は、DMM Bitcoin、bitbank、bitFlyer、Coincheck、Zaifの5社で取り扱われています。

現物取引が基本ですが、DMM Bitcoinでは「レバレッジ取引」も可能となっています。

CoinMarketCapによると、モナコインの取引高上位はbitbankとZaifとなっています。

●モナコインを取扱いのある取引所のサービス一覧

販売所 取引所 レバレッジ取引
bitbank ×
bitFlyer × ×
Coincheck × ×
DMM Bitcoin × ×
Zaif ×

ビットバンク(bitbank)

bitbankXYM

おすすめポイント
  • アルトコインの取引高国内トップ!
  • トレーディングビューを搭載し60種以上のテクニカル分析が可能
  • セキュリティ対策で高い評価
  • リップル、モナコインの取引高で国内上位

ビットバンク(bitbank)はアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨のこと)の取引量が世界的に多いが取引所です。取引量が多い(板が厚い)ということは、希望する価格や大きな注文でも約定する可能性が高いため、ユーザーにとっては嬉しいポイントです。

実際に、モナコインはサービス開始直後から取り扱っていました。ピーク時には1日のモナコインの売買代金が200億円の日もあり、取引高国内トップの時期も多い取引所です。

bitbankの評価
オススメ度★★★★
口座数非公開
取引単位(BTC)最低0.0001BTC
現物取引手数料(BTC)Maker:-0.02%, Taker:0.12%
取扱仮想通貨数18種類
\アルトコインの取引高国内トップ/

モナコイン(MONA)のFAQ(よくある質問)

どの取引所で取引できますか?

以下の取引所・販売所が挙げられます

MONAの取引所・販売所

  • DMM Bitcoin
  • bitbank
  • bitFlyer
  • Coincheck
  • Zaif

モナコインの使い道はありますか?

ニコニコ動画・Pixivといったサービスで投げ銭に利用されることがあります。

モナコインの最新ニュースはどこで見れますか

MINKABU暗号資産ではモナコインのチャート、取引所ごとの価格、最新ニュースを閲覧することができます。

モナコインの技術は最先端ですか?

Segwitは実装当初は最先端でしたが現在では特別目新しいものではありません。

モナコインが新たな取引所に上場する予定はありますか?

いまのところニュースはありません。特長である実用性が頭打ちしていて利用可能な対象が増えていないことや、価格が上昇していないことから、需要が伸び悩んでいるので今後の需要の伸びに注目です。

モナコインは世界的に有名ですか

時価総額ランキングがおよそ450位程度であり、海外の取引所では取引されていないことから日本に限定的な知名度と思われます。万一海外で上場する機会があれば上昇が見込めるかもしれません。

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