仮想通貨カイア(KLAY)とはどのような通貨?特徴や将来性を紹介

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コロナショックで急落したビットコイン(BTC)は、1年間で安値から13倍、イーサリアム(ETH)は30倍以上に急騰しました。しかし、100倍以上になった仮想通貨(暗号資産)があることをご存知でしょうか?

それは、LINEグループが発行する仮想通貨KLAYです。

ライターの観音クリエイションさんが、35万円でFNSAを中心に仮想通貨の運用を約5ヶ月間行ったところ、なんと201万円まで約6倍にもなりました!

KLAYとはどのような仮想通貨なのか、なぜそれほどまでに急騰したのか。そして、将来性に関して解説していきます。

\LINEグループが運営する仮想通貨取引所/

KLAY

フィンシアとは?

出所:LINE BITMAX

KLAYとは、コミュニケーションアプリLINEなどを提供するLINEグループのLINE TECH PLUS PTE. LTD.が発行する「LINEブロックチェーン」のネイティブトークンである「LINK(LN)」の名称が、「FINSCHIA(FNSA)」に変更された後、Klaytnと統合されたものです。

LINEが独自開発したプライベートブロックチェーンのLINE Blockchainと、トークンエコノミーを作成するためのKLAYプロジェクトで使われます。

つまり、LINEが提供するサービスにKLAYのブロックチェーン技術を組み込み、そこでKLAYが使えるように開発しているということになります。

既に、KLAYは仮想通貨交換業者のLINE BITMAXや、NFTマーケットプレイスで利用されています。そして、今後追加されるdAppsなどで使うことができるようになるそうです。

dAppsとは
ブロックチェーン技術を活用した分散型アプリケーションのこと

KLAYの概要

基本情報
名称 カイア(KLAY) ティッカーシンボル KLAY
時価総額 約417億円
(2022年5月17日現在)
オフィシャルサイトURL https://www.kaia.io/ja
ホワイトペーパーURL https://docs.kaia.io/kaiatech/
※2024年10月21日時点

トークンエコノミーとは

「トークンエコノミー」とは、トークンという代替紙幣のようなモノを発行し、それを利用して様々なサービスを受けられるようにすることでそのトークンの価値が生まれ、法定通貨を使うことなく日常生活が送れる経済圏のこと。トークンは、ブロックチェーン業界では仮想通貨に当たります。

楽天ポイントの楽天経済圏がありますが、ポイントがトークンに置き換わったバージョンとなります。

KLAYのこれまでのイベントや急騰の要因

LINK(現KLAY)はLINEが提供する仮想通貨交換業者をグローバル展開しており、LINE Rewards Programの提供などのユースケースの拡大とともに、2020年末からの仮想通貨ブームにより買い手が殺到。

バイナンスコイン(BNB)やフォビトークン(HT)などの取引所トークンが10倍以上に急騰するなか、FINSCHIA(現KLAY)はおよそ1年で※100倍以上に暴騰しました。
※2020年3月13日に332円→2021年4月2日に36,590円

●KLAYの価格推移

KLAYの価格推移

出所:MINKABU暗号資産 期間:2023年8月~2024年10月

なぜLINK(現:KLAY)がこれほどまでに急騰したのでしょうか。

それには、やはりLINEの知名度の高さと利用者の多さにあるのではないでしょうか。日本人であれば、LINEは誰でも知っています。

そして、LINEの主要4カ国(日本、インドネシア、タイ、台湾)のユーザー数は、1億6900万人にも上っています。それだけのユーザーが利用するサービスにFHINSCHIAが利用され始めたこともあり、FINSCHIA(現KLAY)投資意欲が加速したのではないでしょうか。

LINE Blockchainによる2021年のプロジェクト計画

LINK④

出所:LINE

4月30日、LINE Blockchainは2021年のプロジェクト計画を発表しました。

それによると、今後のユースケースの拡大と利用者数の急増が期待できる内容となっていました。


LINE Blockchain 2021 Plansの要点
  • FINSCHIA(現KLAY)の新規取引所追加上場
  • 決済事業者との提携
  • NFT関連サービスの拡張
  • dApps拡大
  • FINSCHIA(現KLAY)の新規発行およびユーザーへの付与

KLAYの将来性

KLAYの新規取引所追加上場

KLAYの流動性と保有者の拡大のために、新規取引所へ上場を行う計画のようです。

2023年5月時点において、KLAYを取引できる取引所はLINEグループ傘下のLINE BITMAXとBITFRONTのみですが、他の取引所にも上場させることで、知名度や流動性拡大が期待できます。

決済事業者との提携

KLAYユースケースの拡大と循環促進のために、決済事業者との提携を進めるようです。

楽天のサービスでは、現金を利用しなくても楽天ポイントで決済が完結する経済圏ができあがっています。それを、KLAYでも実現をしようということでしょう。

価格変動のあるKLAYの利用をユーザーや事業者に受け入れ得られるかどうかがカギとなりそうです。

NFT関連サービスの拡張

出所:PRTimes

LINE Blockchain上でNFTを活用できるような新規サービスが予定されており、そのNFTの購入のためにKLAYが利用される可能性がありそうです。

7月27日に、LINEとYahoo!JAPNAはNFT領域での業務連携を発表。ユーザーはLINE Blockchain基盤で発行されたNFTアイテムを「ヤフオク!」でかんたんに出品・落札できるようになりました。

NFTの経済規模は2021年第1四半期(1~3月)で約15億ドルにもなっており、多くのユーザーを抱えるLINEがNFT関連サービスを始めることは非常に期待できます。

dAppsの拡大

LINEは、フィンテック、コンテンツ、ゲームなど様々な分野でdApps提携の拡大を進めるようです。

計画には、ユーザー価値を創出することのできる大型サービスとの連携に集中すると記載されており、KLAYの保有者及びユーズケースの拡大が期待できます。

2021年内に100億円~200億円規模のKLAYを新規流通させるという具体的数値目標も発表されており、将来的にはこれまで以上に利用者が増えることになりそうです。


KLAYはアジアを中心に圧倒的に利用者の多いLINEグループで利用されており、これから多くの取引所に上場する可能性があります。

NFTアートチャリティプロジェクト

出所:LINEのプレスリリース

また、NFTでも巨大企業ヤフーと提携しており、9月6日には香取慎吾さんの「NFTアートチャリティプロジェクト」でLINE BlockchainがNFTアートの基盤技術に採用されるなど、サービスはまだまだ始まったばかりです。

これからも様々な発表が行われることが期待でき、利用者が急増するかもしれません。

過去に100倍になったほどの爆発力を秘めており、まだまだ始まったばかりともいえるLINEのブロックチェーンプロジェクト。

その未来が明るいと思うのであれば。LINEへの投資を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

LINE BITMAXはLINEアプリ内ですぐに移動できますし、口座開設も極めて簡単で何より直ぐに取引をはじめることができます

KLAYという独自トークンも取り扱っていますし、このトークンを使ったトークンエコノミーは今後ますます拡大・促進されていくことと予想されます。

できることが増えていくかもしれないという展望がある反面、やはり販売所形式しかないことに不満を抱く方も少なくないです。

しかしLINE BITMAXならではの、簡単で使いやすい利点は投資を始めてという方にはメリットが大きいでしょう。

LINE BITMAXで仮想通貨デビューを始めてみてはいかがでしょうか?

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