コスモス(ATOM)とはどのような仮想通貨?特徴や将来性を紹介

コスモス(ATOM)は2017年にICO(Initiai Coin Offering)を実施し、約1700万ドルの資金調達に成功しました。多くの出資者にトークンを販売できたことから、コスモスは将来性が期待されていると分かります。

とはいえ国内での取り扱いが始まったばかりのため、「コスモスってどんな仮想通貨なの?」「コスモスが何に利用できるのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

この記事を読むと

コスモスの特徴や値上がりが期待できる3つのポイントを解説します。
最後まで読めば、コスモスに関する基礎的な知識を身に付け、投資するための具体的な方法を理解することができます。

コスモスとは?概要を解説

COSMOS

始めにコスモスの概要を解説します。

ティッカーシンボル ATOM
時価総額 約2830億
発行上限 259,572,057ATOM
ランキング 23位
開発元 Tendermint Inc.
上場時期 2019年5月14日
提唱者 Jae Kwon
公式サイト https://cosmos.network/
公式Twitter https://twitter.com/cosmos
ホワイトペーパー https://cosmos.network/resources/whitepaper

※現在価格・時価総額・ランキングは2021年9月時点

コスモスとは、Tendermint社という団体によって立ち上げられた、ブロックチェーンを相互に運用させるためのプロジェクトです。

異なるブロックチェーン同士を繋げて、「中央集権型社会」とは逆の「分散型社会」の実現を目指しています。そしてコスモスで利用される仮想通貨がATOMです。

2016年にホワイトペーパーをリリースし、2017年にICOを実施。資金集めに成功した後は、2019年にバイナンスに上場しました。

2020年のコロナショックの際には122円台まで急落しましたが、その後は多きく上昇。およそ1年間で28倍となる3490円まで上昇。これまでの高値から4倍以上になり、ビットコインの上昇率(約17倍)を大きく上回りました。

●コスモス(ATOM)の価格推移

MINKABU仮想通貨より 2020/8~2021/9

現在ではGMOコインを始めとして、海外の多くの取引所で取引が可能です。

コスモスの値上がりを期待できる3つのポイントを解説

なぜコスモスはICOで多額の資金を集め、様々な取引所に上場しているのでしょうか。

ここではコスモスの値上がりを期待できるポイントを解説しましょう。

ポイント① スマートコントラクトを実装している

COSMOS①

出典:cosmos.network

コスモスでは「Ethermint(イーサミント)」と呼ばれるツールを利用できるのです。イーサミントを活用すれば、スマートコントラクトが可能になります。

スマートコントラクトとは、ネットワーク上で契約を自動的に執行すること。一定の条件を満たせば、事前にプログラムされた動作が起こるのです。

例えばネット上で音楽データを購入したい人がいたとしましょう。通常であれば、音楽データ販売者は購入者から代金を受け取り、その後にデータを購入者に提供します。

それに対してスマートコントラクトでは、購入者による代金の支払いと、販売者による音楽データの提供が同時に発生するのです。「お金を支払う」というアクションが起こると、自動的に「データの引き渡し」が発生するように、ネットワーク上でプログラムされているのです。

通常の取引の場合、購入者の支払い後に、販売者が音楽データを渡さずにお金を持ち逃げする可能性も想定されます。ところがスマートコントラクトの場合、購入者・販売者のアクションは同時に起こるため、契約の執行がスムーズになるのです。

スマートコントラクトは、こうした決済時のトラブル回避以外にも、様々な分野での応用が期待されています。

ポイント② 誰でもブロックチェーンを作れる

COSMOS①

出典:cosmos.network

コスモスが提供しているサービスである「Cosmos SDK」を利用すれば、誰でも簡単にブロックチェーンをつくることができます

ブロックチェーンは、仮想通貨の取引を維持・記録するのに必要な技術で、当然専門知識が必要です。しかし、Cosmos SDKはJavaのような簡単なプログラミング言語を使用して、独自のブロックチェーンを構築できるのです。

Cosmos SDKでつくらられた代表的なブロックチェーンはBinance Chain(バイナンス・チェーン)です。仮想通貨取引所のバイナンスはCosmos SDKでBinance Chainを開発し、そのブロックチェーン上に独自のDEX(分散型取引所)を構築しました。

このようにCosmos SDKなら誰でもブロックチェーンをつくれるので、これからブロックチェーンを使用したビジネスに利用されていると考えられます。

ブロックチェーンは金融以外にも保険・不動産・医療・交通など様々なジャンルで応用が期待できます。今後もブロックチェーンが普及していけば、Cosmos SDKの需要は高まり、コスモスの価格上昇に繋がるかもしれません。

なお、2021年7月30日時点で、コスモスを利用したアプリやサービスは248種類以上あります。

ポイント③ ブロックチェーン同士の接続が可能

Cosmos_hub

出典:cosmos.network

コスモスは複数のブロックチェーン同士を繋ぐことができます。

本来、異なるブロックチェーンには互換性がありません。ビットコインやイーサリアムは、それぞれ使用しているブロックチェーンが違います。したがってイーサリアム上のサービスをビットコインのブロックチェーンで使えません。

しかしコスモスには、2つのブロックチェーンを接続できる機能があります。

2021年4月には、Polkadot(ポルカドット)とコスモスのプロジェクトのテストネットでの接続が成功しました。ポルカドットもコスモス同様、複数のブロックチェーンを繋げるプロジェクトです。

そのため、コスモスしか接続できないブロックチェーンはポルカドットに接続しているブロックチェーンを利用できるようになるのです。

このように、コスモスを使えば誰でも新しいブロックチェーンを簡単につくることができるため、異なるブロックチェーン同士を接続できれば、よりサービスの幅が広がるでしょう。


例えば不動産会社とインフラ関連の会社が、ブロックチェーンを利用していたとします。この時コスモスを使って二社を繋げば、それぞれの良さを組み合わせたサービス提供が可能になるのです。

具体的には、不動産の契約と同時に、新しい物件における電気・ガス・水道の契約も自動化できるようなことが可能になります。複数のブロックチェーン同士を繋げれば、様々な分野で協力し合い、より良いサービスを作れるのです。

多くの投資家から期待されているコスモス

Tendermint社の設立以降、コスモスは多くの投資家から注目されています。

Tendermint社自体は、アメリカの大手ファンドである「ベインキャピタル」や、仮想通貨ファンドである「1confirmation」から出資を受けています。

さらに、アメリカの仮想通貨運用会社である「グレイスケール・インベストメンツ」は、5つの仮想通貨を含めた投資信託の申請をしており、その中にコスモスが含まれているのです。


以上のように、コスモスは将来性を期待されている仮想通貨であると分かります。

現在はGMOコインやバイナンスを始めとして、数多くの取引所に上場しています。


atom

出典:CoinMarketCap|cosmos


今後もブロックチェーンを活用したサービスの普及とともにコスモスを利用したサービスの増加が、国内の取引所での上場が行われれば、価格の上昇が期待できます。

コスモス(ATOM)が買える取引所

異なるブロックチェーンを繋げられる上に、誰でもブロックチェーンを作れるプラットフォームを提供しており、今後の将来性を期待できます。実際に多くのファンドから出資を受け、多くの取引所に上場しました。

今後もコスモスの価値が評価されれば、取り扱う取引所は増えていくでしょう。

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