国内大手仮想通貨(暗号資産)取引所のコインチェックは、2020年9月8日からアイオーエスティー(IOST)の取り扱いを開始しました。
IOSTは国内でコインチェックが初の取り扱いとなっており、2021年5月7日時点ではコインチェックのみとなっています。
格闘家でユーチューバーである朝倉未来選手が購入し、口座資産が1億円を超えたことでも有名になりました。
IOST
— 朝倉未来 Mikuru Asakura (@MikuruAsakura) April 14, 2021
億りました pic.twitter.com/81bRpYC8Fq
今回は、そんなアイオーエスティーとはどのような仮想通貨なのか優しく解説します。
IOST(アイオーエストークン)の概要
IOST(アイオーエスティー)とは、アイオーエストークンというユーザーにオンラインサービスとデジタル商品の交換方法を提供するプラットフォームで使われる仮想通貨です。ブロックチェーンのハードウェアやインフラのような役割を果たします。
インターネットオブサービストークン(Internet of service token)を省略してIOSTと命名したようです。
公式サイトでは、世界規模で導入可能な高速ネットワークと紹介されています。また、誰にでも使いやすく安全性も保障されている開発が簡単なネットワークのようです。
オープンソースプロジェクトであるIOSTは、ブロックチェーンインフラを提供を目的とされており、 JavaScriptを用いてDapps(分散型アプリケーション)の開発が行えることも特徴のひとつです。
シンボル:IOST
時価総額:580億円
ランキング:120位
売買代金:400~800億円/日
開発元:IOST財団
設立:2018年1月
メインネットリリース: 2019年2月25日
◆IOST週足チャート
IOSTで何ができるのか?
コインチェックによると、クレジットカードと同様のレベルでブロックチェーン技術で様々なサービスが活用できるようにすることを目的したプロジェクトのようです。国内では再生可能エネルギー電力の取引システムの実証実験や、精密医療や患者ケアに関するデータ管理の研究開発などが行われていると紹介されています。
また、公式サイトによるとアプリケーションの開発に便利だとされています。そして、非常に高い処理能力を有することが強みのようです、
◆処理能力の比較
ビットコイン: 6件/秒
イーサリアム:15件/秒
アイオーエストークン:8000件/秒
※実際の処理速度は2000件/秒とも言われています。
利用料:無料
フォビグループ(Huobi)やマトリックスパートナーズなどの世界的に著名なベンチャーキャピタルが投資しており、プロジェクトのメンバーも優秀で、ウーバーテクノロジーズやグーグルなどの大企業から50名以上が参画しています。
そして、世界中(アメリカ、中国、シンガポール、ヨーロッパ、韓国、日本 )に7つのオフィスを展開しています。
IOSTの将来性
IOSTは、アジア最大のeスポーツ・アライアンスであるATTNに戦略的投資を行ったり、オラクルをはじめとしたDeFiプロジェクトへ1億円の助成金を拠出したりと、様々な業界へ進出しています。
今後、IOSTは分散型金融(DeFi)やゲーム、非代替性トークン(NFT)の分野で利用されるようです。
ゲームアプリでは、プラチナエッグという会社がCROSS LINKというGPSを活用したポケモンGOのようなロールプレイングゲームをIOSTで開発しています。これらは、App StoreやGoogle Playでダウンロードが可能です。
優秀なメンバーが揃っており、世界規模に展開しており、流行の分散型金融やNFTのサービスのプラットフォームであるIOST。
気になった人は、価格動向やニュースをチェックしてみてください。
コインチェックで取り扱い
国内でのIOSTの取引は、コインチェックで可能です。最低購入金額も500円を小額からできるので、お試しで買ってみたい人にもオススメです。
コインチェックは国内大手仮想通貨交換業者で、アプリダウンロード数は425万以上とトップとなっています。また、大手ネット証券のマネックスグループ傘下であり、セキュリティーや運営体制も信頼性があります。
利用者数も100万人以上いるとされており、 仮想通貨の取引を行う人の多くが登録している交換業者です。
オーケーコインでは、コインチェクの販売所とは異なり、取引所取引が行われる予定となっています。