ビットコイン・仮想通貨が暴落する理由と原因は?今後の下落を予測する上で大事な要因を解説

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2017年1月に10万円だったビットコインは、2021年11月10日には780万円を付け、78倍も大きく上昇しました。
しかし、この上昇と同時にビットコインの暴落が年に何度も発生しています。

2021年4月半ばには700万円を突破した後に600万円に下落。その後も反発せずに5月19日には最高値の700万円から50%ほどの320万円台まで急落したことがあります。

また2022年の5月から6月にかけては、米国経済の悪化とテラという数兆円規模の仮想通貨に関連するステーブルコインがほぼ無価値になったことを受けて、2021年11月上旬に付けた過去最高値から70%余りの値下がりを記録し、一時は1万7599ドル台を付けました。

今回は、ビットコインが暴落する理由・原因、今後の注目ポイントについて詳しく解説していきます!

筆者

ビットコインはほとんど毎年このような暴落相場が繰り返されています

初心者のイヌ
初心者の犬
ビットコインは、なぜ度々暴落が起きるの?
この記事むと
  • ビットコインが暴落する原因・理由が分かる
  • 暴落時も冷静に対処できる
  • 相場が大きく動く材料・ポイントが理解できる

ビットコインの仕組み・使い道がわからない。また、どうやって買えばよいのか分からない、という方はコチラの記事をご覧ください。

ビットコイン暴落の原因・理由

ビットコイン暴落の要因・理由

ビットコインが暴落する大きな要因としては、主に次の4つが考えられます。

ビットコインが暴落する主な原因
  • 米国や中国などの大国による仮想通貨の規制
  • 株式市場や為替市場の暴落
  • 大きなイベントや材料で大きく上昇した後の反動
  • 著名人による発言

では、実際に上の4つが本当に暴落の原因になるのか、過去の暴落事例から解説します。

筆者

過去を知らずして未来を予想することはできません!

ビットコイン暴落理由1:米国や中国などの大国の仮想通貨規制

ビットコイン暴落の原因として米国や中国などの大国による仮想通貨の規制があります。

大国の規制が強化されれば需要が減少して価値は下がりやすくなります。

実際の過去の事例としては2017年9月、中国で仮想通貨の交換業者の運営が禁止になった際もビットコインの価格が3日間で30%程度下落しました。

2017年のビットコイン暴落時のチャート

(CoinMarketCapより引用)

ビットコイン暴落理由2:株式市場や為替市場の暴落

株式市場や為替市場なども急落していて、市況の影響によりビットコインが暴落することがあります。

例えば2021年11月26日にオミクロン株が発生した際、株式、為替市場が急落しました。その時ビットコインも1日で80万円ほどの暴落に見舞われました。

他にも、2021年の年末から年明けにかけては、米国が金融引き締めを急ぐことから株式市場が急落。ビットコインもその影響を受けて400万円を割り込むこととなりました。今やビットコインは金融資産ですから、世界中の投資家が注目する米国株動向との相関性か非常に高くなっています

2021年のビットコイン暴落時のチャート

また、毎年1つほど時価総額が数兆円規模のある仮想通貨が設計上の問題や外部からの攻撃など、何らかの問題を受け暴落してしまいます。例えば、2022年5月には、テラ(LUNA)という仮想通貨が関連するドルと連動するように設計された仮想通貨USTの問題が発覚し、2兆円ほどあったその価値がほぼ無価値になりました。時価総額が大きな仮想通貨は相場に与える影響も大きいことから、その他の仮想通貨も大きく下落。さらに、仮想通貨ファンドも損失を被ることになり、より暴落に拍車をかけることとなってしまったのです。

ビットコイン暴落理由3:大きなイベントや材料で大きく上昇した後の反動

例えば2018年1月、当時仮想通貨はバブル状態で価格の高騰が続いていました。
その結果、利確に動く流れが強まり、約166万円程度から約104万程にまで暴落しました。

2018年のビットコイン暴落時のチャート

ビットコインを含め仮想通貨は、機関投資家や大企業の動向で価格が大きく変動することがよくあります。

例えば2021年の大きな下落の起点となった5月12日、大手米電気自動車メーカーテスラのイーロン・マスクCEOがツイッターで「テスラ車のビットコインによる購入を認めない方針」だと発信しました。

実は、テスラは2月に会社資産の7%にあたる1600億円規模のビットコインを購入していました。
その量は4万3200BTCにも上っており、これが市場で売却されるのではないかと考えた投資家が慌ててビットコインを売却したためだと考えられます。

その後、イーロン・マスク氏は保有するビットコインの売却は否定しました。

しかし、これまで加熱していた仮想通貨市場は下落トレンド入りとなり、売りが売りを呼ぶ展開になりました。

イーロン・マスクSEOの発言による暴落時のチャート

ビットコイン今後の暴落の可能性は?暴落の歴史で考える

ビットコイン暴落の歴史

ビットコイン暴落の主な要因が分かったところで気になるのは今後の暴落の可能性ですよね。

もちろん誰にも今後の値動きは分かりませんが、過去のパターンを知ることで自分がビットコインを買うべきかどうかを考える際の参考材料になります。

初心者のイヌ
初心者の犬
ちょうどビットコインを買おうか迷っていたから助かるよ!

過去のビットコイン暴落の歴史

まずは2017以降のビットコインの暴落原因と暴落時期、高値からの下落幅を見てみましょう。

過去のビットコイン暴落のキッカケ
  • 2017年9月:中国で仮想通貨の交換業者の運営が禁止
  • 2018年1月:バブル的な仮想通貨市場の過熱が終焉へ
  • 2018年11月:ビットコインキャッシュの分裂騒動(ハッシュ・ウォー)
  • 2019年7月:Bakktのビットコイン先物、G20での仮想通貨規制を懸念した需要の高まりのピーク
  • 2020年2月:コロナによる金融市場不安による急落
  • 2021年5月:コインベースの上場を通過し材料出尽くし
  • 2022年6月:世界的な金融引き締めと時価総額上位の仮想通貨の暴落を背景に一時1万7000ドル台まで下落
過去4年間の高値からの下落幅を見る
過去4年間の高値からの下落幅
  • 2017年:238万円 → 64万円 174万円下落
  • 2018年:94万円 → 35万円  59万円下落
  • 2019年:150万円 → 70万円  80万円下落
  • 2020年:115万円 → 41万円  74万円下落
  • 2021年:700万円 → 320万円  380万円下落
  • 2022年:580万円 → 240万円  340万円下落

このように、急落した原因は違えども、ビットコインの50%以上の下落は毎年起きていることなのです。

そして、過去の暴落後に比較的早く価格が大きく上昇していることが繰り返されています

上に挙げた過去5回の暴落では、直近の高値から半値を基準とした場合、その後の3カ月以内に上昇している確率が100%。その期間の平均的な最大上昇率は55.36%となっています。

筆者

暴落時は本来の通貨の価値以上に価格が下がることもあるため、逆にチャンスとも言えますね。

暴落したビットコインは今後上昇する?注目ポイントを紹介

ビットコイン今後の注目ポイント

大きく急落したビットコインですが、今後は上昇するのでしょうか?

相場の先行きは誰にも分かりませんが、ビットコインの今後を予測する上で大事な要因は次の3点になります。

ビットコインの今後の注目ポイント
  • 利便性・信頼性の向上(今後のアップデート)
  • 大企業、機関投資家の動向
  • 大国による規制緩和

1利便性・信頼性の向上(今後のアップデート)

ビットコインを含め、仮想通貨にはアップデートがあります。

このアップデートというのは、アプリのアップデートなど、皆さんが想像するようなアップデートと同じようなイメージで大丈夫です。
ビットコインも同様に、アップデートが行われると利便性やセキュリティーが向上します。

その結果、ビットコインの通貨としての価値が上がるため、値上がりする可能性が期待できます。そして、ビットコインのネットワークを支えているマイナーと呼ばれる演算処理を行っている企業の動向も重要です。

また、通貨としての価値が上がり、ビットコイン決済が普及したり、企業がビットコインを利用するようになると需要が大きくなるため、この点も値上がりが期待できます。

2大企業、機関投資家の動向

これまでビットコインや仮想通貨は大企業、機関投資の動向により大きく値段が動いてきました。
暴落の要因では、下がる場合を紹介しましたが、逆に価格が大幅に上がる場合もあります。

大企業、機関投資が膨大な量の通貨を購入し、市場から通貨量が減ると通貨の価値が上が価格が高騰します。
さらに、大手企業が大量のビットコインを買ったことや保有している事を発表することで大衆がビットコインに期待を寄せ、取引が活発化されるとことで価値が上がっていきます

筆者

ビットコインは発行上限があるので希少性があります!そのため、需要が上がり市場の枚数が減ってくれば更に価値は高まるし、暴落して市場の枚数が飽和すれば価値が下がります。

3大国による規制緩和

ビットコイン暴落の主な原因でも解説しましたが、大国の規制が強化されれば需要が減少して価値は下がりやすくなります。
逆もまた然りで、大国での規制が緩和されると需要が上がり値上がりしやすいとも言えます。
大国による規制緩和が広がれば大きく需要が上がり値上がりが期待できます。

参考:ビットコイン(BTC)とは?仕組みや使い道までわかりやすく解説

ビットコイン暴落時は買い時か?

長期的にビットコインの価格が上がっていくと考えるのであれば、暴落時など価格が下がっているときに買うことで、より大きな利益を狙えます。

ビットコインで大きなリターンを狙っている方は、余剰資金で投資を行うなどリスク管理を徹底し、暴落時を買い時のチャンスとして狙ってみるのもありでしょう。

関連記事:仮想通貨おすすめ銘柄はどれ?将来性が高い銘柄の選び方もあわせて解説

筆者
それでもビットコインにがっつり投資するのは不安という方は、他の金融商品と組み合わせて投資するのも一つの手ですね。分散投資は”資産運用”の基本ですから。

関連記事:資産運用おすすめランキングTOP5|初心者でも失敗しないコツも合わせて解説

まとめ

相場の先行きは誰にも分かりませんが、過去のビットコインの値動きと大枠では合致しているストックフローモデルという分析モデルがあります。
このままストックフローモデルに即して価格が推移していくとすると、ビットコインの価格は2025年には「1億円」に到達する予想になっています。

ストックフローモデル

このことからも、今後のビットコインは上昇していく可能性があるのではないでしょうか。

また、暴落時にビットコインを買いたいと思っている人もいるため、暴落時には取引所の口座開設申込が増えることが予想できます。
そのため、暴落時に買いたいと思っても口座開設に時間がかかってしまう可能性があります。

自分が買いたいと思ったタイミングを逃さないため、予め仮想通貨取引所の口座を開設しておくと良いでしょう。

筆者
今がチャンスと思えば、ビットコインを買うも良し!
まだまだ早いと思えば、次の機会をうかがうも良いでしょう。

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ビットコインの暴落に関するQ&A

ビットコインは今後も暴落する可能性はありますか?

ビットコインの50%以上の下落は毎年起きています。
そして、過去の暴落後に比較的早く価格が大きく上昇していることが繰り返されています。

ビットコインの暴落時は買い時のチャンスですか?

チャンスと捉えるかは人それぞれですが、大暴落時は本来の価値以上に価格が下がることがあります。

そのため、価格が戻れば大きなリターンも期待できます。しかし、価格の変動が大きいと言うことは、その分リスクも大きいということなので、自分でよく考えてから購入するようにしましょう。

暴落して価格が下がっている間にビットコインを買おうと思っているのですが、おすすめの取引所はありますか?

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