PayPay証券(ペイペイ証券)の評価 | |
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口座数 | 約52万口座 ※2023年3月末時点 |
取引手数料 | 取引手数料無料 スプレッド: 基準価格の0.5~0.7% |
取扱商品 | 日本株:179銘柄 国内ETF/REIT:10本 米国株:159銘柄 米国ETF:33本 |
最小取引単位 | 100円(PayPay資産運用) |
PayPay証券(ペイペイ証券)は、2021年2月にOne Tap BUYから社名変更して生まれた証券会社です。
主要株主はソフトバンク株式会社・みずほ証券株式会社・Zホールディングス株式会社と、かなり大規模で信頼感のある企業なので安心です。
「だれでも気軽にはじめられる株式投資」を目指し、スマホアプリのダウンロード数は累計200万超となっています。
利用者の6割が投資未経験者なので、「これから投資をはじめよう!」と考えている方も安心です。
それではこれからPayPay証券(ペイペイ証券)の詳しい紹介をしていきます。
PayPayポイントで株が買える!『PayPay資産運用』
2023年4月8日より、PayPay(ペイペイ)アプリで貯められるPayPayポイントを使って、米国株や投資信託を購入できる『ポイント投資』というサービスが始まりました!
このサービス一番の特徴は、現金を一切必要とせず、普段PayPayを使って貯まっているPayPayポイントを活用できる点です!
普段からPayPayを使って支払いをしていらっしゃる方にとてもおすすめのサービスとなっています。
また、始め方もとても簡単で、PayPayアプリから、資産運用アイコンをタップして、購入する銘柄(コース)を選択するだけ!
(※始めるにあたってPayPay証券の口座開設が必須となることにご留意ください。)
PayPay資産運用では、合計381銘柄(日本株179銘柄、国内ETF4銘柄、REIT6銘柄、米国株159銘柄、海外ETF33銘柄)の金融商品を購入することができ、投資家に人気の銘柄がもれなく揃っています。
いずれの商品も、1PayPayポイント=1円として、100ポイント(100円分)から購入可能です。
※参考:おすすめのポイント投資比較!|”現金を使わずに”投資を始めよう!
PayPay証券(ペイペイ証券)の評価ポイント
1スマホとアプリだけでかんたん取引!
株式投資となると、複数のモニターとパソコンを用意して分析するといったイメージを持つ方が多くいらっしゃると思います。
しかし、PayPay証券(ペイペイ証券)ではスマホから株式投資ができるので、自身で環境の整備をする必要がありません。
スマートフォンをお持ちの方であればすぐに始められます。
ネット環境や場所に左右されずに、スマホ1台で取引できるので外出先でも気軽に利用可能です。
PayPay証券(ペイペイ証券)のようにスマホひとつで口座開設から株式取引ができるサービスとして”スマホ証券”と呼ばれています。以下の記事にも詳しくPayPay証券(ペイペイ証券)を含むスマホ証券の特徴をご紹介していますのでぜひ参考にしてください!
※参考:スマホ証券徹底比較|スマホ証券で株式投資を手軽に始めよう!
21,000円から金額指定で株式を購入可能!
PayPay証券(ペイペイ証券)での最低取引金額は1000円です。
少額で始められる事から、資金が少ない方でも気軽に始められます。
自動的に積み立てるサービスもあるので、長期的な資産形成としてもおすすめです。
いきなり大金を使って取引して、大きな損失を出してしまう可能性があります。
最初は少額から始めて、基礎知識を身に付けながら取引に慣れていきましょう。
また先ほどご紹介した『PayPay資産運用』の場合は、100円から、ETFや投資信託の購入ができます!
購入することができる銘柄は353銘柄と少なめではありますが、資産運用を始める一歩としてはとてもありがたいサービスです!
同様に、比較的少額で株式取引できるように工夫されたサービスが最近人気になっています。証券会社ごとの比較や、始め方等詳しく解説している記事もありますので合わせて参考になさってください!
※参考:
・ミニ株とは?|ミニ株(単元未満株)取引おすすめの証券会社を比較
・株初心者におすすめの少額投資|少ない資金で投資を始めるには?ミニ株や積立投資を解説!
3米国株も買える!
PayPay証券(ペイペイ証券)では、日本株だけではなく米国株の投資もできます。
最近では、多くの米国企業が私たちの生活に馴染み深くなったことから、米国株に興味を持たれている方も多いのではと思います。
アメリカが世界最大の経済大国であるだけに、米国市場は、時価総額や取引金額が他国の株式市場に比べて圧倒的に大きく、その成長率は目を見張るものがあります。米国株式に投資をすることで、資産を大きく増やすチャンスがあると言えます。
41株からIPOに申し込める!
PayPay証券(ペイペイ証券)では、1株からIPOの応募ができます。
通常のIPO株は数十万円と高額であることから、かなり初心者にとって敷居の高い投資方法であります。
しかしPayPay証券(ペイペイ証券)でのIPO株は、通常の株式と同じように1株単位で応募ができます。
公募価格よりも、上場初日につく初値が大きくなりやすい特徴があるため、利益を出しやすい投資として人気です。
IPO株投資について詳しく解説している記事もありますので合わせてご参照ください!
IPOおすすめネット証券ランキング|IPO(新規公開株)向きの証券会社比較!
PayPay証券(ペイペイ証券)の手数料の仕組み
株取引をする上で気になるのが手数料ですが、PayPay証券(ペイペイ証券)では、固定の売買手数料は0円です。
その代わり、手数料相当額(スプレッド)があらかじめ上乗せされた価格が提示されます。
買付けの場合にはスプレッドを加算した金額、売付けの場合はスプレッドを減算した金額がそれぞれ「約定価格」となります。
PayPay証券(ペイペイ証券)の場合、どこの国の株式を購入するのか、また取引金額や取引時間に応じてスプレッドが異なります。
以下では、日本株に投資する場合と米国株に投資する場合に分けて、スプレッドについて解説しています。
日本株に投資する場合
日本株に投資する場合、PayPay証券(ペイペイ証券)のスプレッドは以下の通りになります。
立会時間内:「市場価格」の0.5%
立会時間外:「市場価格」の1.0%
※立会時間:AM 9:00~AM 11:30、PM 12:30~PM 15:00の時間帯
実際に、日本株を購入する際に支払うスプレッドを他社の手数料と比較してみます。
日本株の約定金額 | PayPay証券 (立会時間内) |
PayPay証券 (立会時間外) |
楽天証券 | SBI証券 |
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1,000円 | 5円 | 10円 | 55円 | 55円 |
1万円 | 50円 | 100円 | 55円 | 55円 |
10万円 | 500円 | 1,000円 | 99円 | 99円 |
100万円 | 5,000円 | 1万円 | 535円 | 535円 |
上表を見たらわかるように、購入代金が小さいうちはPayPay証券(ペイペイ証券)の手数料は安いのですが、取引金額が大きくなればなるほど割高になります。
ただし、通常、株取引は100株単位(単元株)で行うのですが、PayPay証券(ペイペイ証券)では金額単位で購入ができます。
そのため、数千円から投資をしたい方にとっては手数料も安く、おすすめできます。
逆に、単元株取引で1度に数十万円~の取引をする方にはおすすめできません。
米国株に投資する場合
PayPay証券(ペイペイ証券)では、米国株に投資する場合にもスプレッドを設定しています。
立会時間内:「市場価格」の0.5%
立会時間外:「市場価格」の0.7%
※立会時間:現地時間で 9:30 ~ 16:00
(日本時間 23:30 ~ 6:00(夏時間:22:30 ~ 5:00))
実際に、米国株を購入する際に支払うスプレッドを他社の手数料と比較してみましょう。
米国株の約定金額 | PayPay証券 (立会時間内) |
PayPay証券 (立会時間外) |
楽天証券 | SBI証券 |
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1,000円 | 5円 | 7円 | 4円95銭 | 4円95銭 |
1万円 | 50円 | 70円 | 49円50銭 | 49円50銭 |
10万円 | 500円 | 700円 | 495円 | 495円 |
100万円 | 5,000円 | 7,000円 | 4,950円 | 4,950円 |
楽天証券やSBI証券と比較して手数料はすこし高いものの、日本株ほど大きな差はありません。
ただし米国株の場合は、スプレッドに加えて為替コストも発生します。
それぞれの証券会社の為替コストは以下の通りです。
証券会社 | PayPay証券 | 楽天証券 | SBI証券 |
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為替コスト | 1米ドルにつき35銭 | 1米ドルにつき25銭 | 1米ドルにつき25銭 |
為替コストを含めても、米国株の場合は、楽天証券やSBI証券の方が割安となるものの、低額で購入する分には、他の有名なネット証券と比較しても、ほとんど手数料に大きな差はありません。
PayPay証券(ペイペイ証券)の評判・口コミ
ユーザーが PayPay証券(ペイペイ証券) についてどのような評価をしているのか、見ていきたいと思います。以下公式ホームページより引用しています。
投資は損をするのが怖い、というイメージがありましたが、少額から始められるので株の勉強を始める気持ちでスタート。
知人からお勧めしてもらった企業や、日常生活で使っているサービスの銘柄を保有しています。ニュースも気になるようになり、投資は日常生活にとって身近なものだと思うようになりました。(30代・女性・主婦)
手数料やチャート機能面では他社に劣る印象ですが、そのデメリット以上にアメリカの超有名企業に少額で投資ができるというのは非常に大きなメリットだと感じます。
私の場合は、お釣り貯金感覚で毎週3000円ずつほど米株を買っています。状況に応じて銘柄追加をしてくれる点にも好感を覚えました。(20代・男性)
30代半ばで資産運用に関心を持ち始めたのですが、身の回りで投資をしている人がいなく知識がありませんでした。
PayPay証券(ペイペイ証券)は、1,000円から有名企業に投資ができると知り、投資を始めるきっかけに。
投資に対する心理的ハードルを下げてもらったと感じています。(40代・男性・会社員)
就職活動の企業分析に活用できると考え、投資を始めました。
株価から企業の状況を分析し、値動きに変化があれば調べてみたりと、情報収集に活かしていました。
就職活動を控えている人に、気になる企業があればぜひPayPay証券(ペイペイ証券)のサービスを使ってみて欲しいと思います。(20代・男性・学生)
口コミを見てみると、どのユーザーも少額で取引できることに大きなメリットを感じているかたが多い印象です。
また、比較的若い世代の投資初心者が多く、投資の勉強も兼ねて利用できるため、初心者にとって非常に魅力的なサービスであると言えると思います。
PayPay証券(ペイペイ証券)の会社概要
PayPay証券(ペイペイ証券)の企業概要 | |
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会社名 | PayPay証券株式会社 |
設立年月 | 2018年6月1日 |
本社所在地 | 東京都千代田区内幸町2丁目1番6号 |
公式URL | https://www.paypay-sec.co.jp/ |
電話番号 | 03-6447-4915 |
営業時間 (サポート時間) |
取引基本ルール
取引時間 | 日本株 (国内上場有価証券) |
米国株 (国外上場有価証券) |
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東京証券取引所の立合時間内 (前場) AM 9:30 ~ AM 11:30 (後場) PM 12:30 〜 PM 15:00 |
現地時間 AM 9:30 ~ PM 16:00 ※日本時間 PM 23:30 ~ AM 6:00 (夏時間: PM 22:30 ~ AM 5:00) |
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注文方法 | デスクトップ用取引ツール | |
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スマートフォン web | ||
PayPay証券 PC取引サイトあり | ||
スマートフォン アプリ | ||
PayPay証券アプリ 【推奨環境】iOS:iOS 10.1以上、 Android:Android OS 5.1以上 |
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モバイル(ガラケー) | 電話・オペレータ注文 | |
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口座 | 特定口座のみ | |
取扱商品 | 日本株 | 国内ETF |
179銘柄 | 4本 | |
米国株 | 米国ETF | |
159銘柄 | 33本 | |
NISA / つみたてNISA | iDeco | |
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IPO | ||
1株から申し込み可能 |
PayPay証券(ペイペイ証券)のQ&A
PayPay証券(ペイペイ証券)のメリット・デメリットを教えて下さい
PayPay証券(ペイペイ証券)を利用するメリットは、主に以下の3つです。
- 1,000円から投資できる
- 1株からIPOに応募できる
- 米国株も買える!
一般的な投資の場合、株式を購入するときは単元数(100株単位)が決まっています。
そのため、有名企業の株式を購入するときは、数十万円~数百万円が必要になることもあります。
一方、PayPay証券(ペイペイ証券)では、単元数を気にすることなく、1,000円から金額指定で株式を購入できます。
続いてのメリットは、1株単位でIPO株(新規公開株)に応募できることです。
基本的にIPO株の購入は抽選で行われます。
仮に、抽選に当選したとしても、通常の投資同様100株単位での売買になるので、数十万円ほどの資金が必要になってしまいます。
一方、PayPay証券(ペイペイ証券)では、抽選に当たっても1株単位での購入ができるので、必要資金が数千円程度に抑えられます!
3つめのメリットは、米国株も金額指定で購入できることです!
最近では、多くの米国企業が私たちの生活に馴染み深くなったことから、米国株に興味を持たれている方も多いのではと思います。
PayPay証券(ペイペイ証券)では、みなさんがご存知のようなAppleやGoogle,Amazonなど超有名な米国企業の株式を1000円から金額指定で購入可能です。
また、積立NISAで購入されている方が非常に多い、S&P500種指数に連動したETFなどもPayPay証券(ペイペイ証券)では購入可能です。
PayPay証券(ペイペイ証券)を利用するデメリットは、主に以下の2つです。
- 取扱銘柄が少ない
- 指値注文ができない
PayPay証券(ペイペイ証券)では、日本株・米国株ともに上場しているすべての銘柄を取引できるわけではありません。
日本株は個別株179銘柄+ETF4本、米国株は個別株159銘柄+ETF33本が取引可能です。
東京証券取引所には約3,700社が上場していることを考え得ると、多少の物足りなさはあるかもしれません。
しかし、日本株、米国株ともにみなさんが知っている有名企業や人気銘柄は取り扱っています。
そのため、これから株式投資を始める方にとっては取扱銘柄が絞られているので、投資先を選びやすいとは言えるでしょう。
また、PayPay証券(ペイペイ証券)では指値での注文ができません。
指値注文とは、希望する売買価格を指定して株式購入の注文をする方法です。
PayPay証券(ペイペイ証券)では提示された価格で取引するほかないので、この指値注文は利用できません
どんな人にPayPay証券(ペイペイ証券)はおすすめですか?
PayPay証券(ペイペイ証券)は少額で株式取引をしたい方にとてもおすすめです。少額(1,000円〜)で取引する分には、手数料も他の証券会社と比較して安く抑えることもできるため、これから投資を始めたい方にぴったりの証券会社だと言えます。
さらに、PayPay証券(ペイペイ証券)は、日本株だけでなく、米国株にも投資可能な証券会社です。
取扱銘柄数は少ないものの、AppleやGoogle,Amazonなど、みなさんが絶対に知っているような有名企業や人気銘柄はかなりの範囲でカバーされています。米国株に初めて投資をするような初心者にとっては、十分なラインナップが取り揃えられています。
また、このような米国株は通常であれば、一株単位での購入しかできない証券会社がほとんどです。それに対して、PayPay証券(ペイペイ証券)では、1000円単位での金額指定購入が可能なので、とても便利です。
米国株に興味のある方も是非ともPayPay証券(ペイペイ証券)の口座開設を検討してみてください。