現代のビジネス市場において、国内外を問わずスタートアップ企業が注目を浴びています。
新たなアイデアや技術を追求するスタートアップ企業は、社会や産業に革新をもたらし、時には大きな成功を収めることもあります。そんなスタートアップ企業への投資は、魅力的な選択肢となっています。
ただし、スタートアップ投資においてもリスクや不確実性が伴います。特に創設間もないシード、アーリーステージの企業においては、事業が成功するかどうかの予測が難しいのが現実です。
本記事では、スタートアップにおける成長ステージにおいて、事業が成長を経て安定し、株式上場やM&Aなども視野に入る段階のミドル・レイターステージの企業を中心に投資ができるFUNDINNO PLUS＋（ファンディーノプラス）について、特徴や通常の株式投資型クラウドファンディングとの違いも含めて紹介していきます。
スタートアップ投資のメリット
未来の可能性に投資するのがスタートアップ投資の魅力といえますが、スタートアップ投資には以下のようなメリットがあります。
1未上場企業の成長可能性
スタートアップ企業はまだ成長段階にあり、市場でのポテンシャルが高い場合があります。投資を通じて、成功すれば資産価値が急速に増加する可能性があります。
2市場への創造的インパクト
スタートアップ企業は新しいアイデアや技術を追求しています。そのため、投資を行うことによって、社会や産業において大きなインパクトを与える可能性があります。自分の投資がイノベーションを支え、世界を変える一翼を担うことも可能です。
3早期参入の機会
スタートアップ企業には一般の投資家がアクセスしにくい早期の投資機会があります。早い段階で投資することで、将来的な成果（利益）の一部を手に入れることができます。スタートアップの事業が成功すれば、他の投資家が参入する前に大きなリターンを得ることができる可能性があります。
スタートアップ投資のリスク（デメリット）
一方で、スタートアップ投資には以下のようなリスク（デメリット）も存在します。
1高い投資リスク
スタートアップ企業は不確実性が高く、成功するかどうか予測しにくい状況です。万が一事業が失敗した場合、投資家は資金を失う可能性があります。
2短期的な投資には向かない
スタートアップ企業の成長や成功には時間がかかる場合があります。投資家は数年以上の長期的な視点で投資を行う必要があります。即座にリターンを期待することは難しいかもしれません。
3情報の不足
スタートアップ企業は一般的に非公開の情報を持っていることが多いため、投資家にとって十分な情報が得られない場合があります。不完全な情報に基づいて投資を判断する必要があり、そのリスクを考慮する必要があります。
スタートアップ投資のリスクを抑えるためには？
スタートアップ投資のリスクを比較的抑える方法の1つに、FUNDINNO PLUS+（ファンディーノプラス）が挙げられます。
FUNDINNO PLUS+は、成長産業への投資をより身近にするためのプラットフォームで、事業が成長を経て安定した企業に特化して投資ができるサービスです。次の章で特徴を見ていきましょう。（※特定投資家の登録および所定の審査が必要になります。）
FUNDINNO PLUS+（ファンディーノプラス）とは？
FUNDINNO PLUS+は、そんな投資家のニーズに応えるために生まれたプラットフォームです。このサービスでは、IPOやM&Aの可能性が比較的高いミドル・レイターステージの企業を中心に本格的な投資ができます。
また特定投資家制度を活用することで、これまで一部のVCや海外機関投資家等「プロ」に限られてきたマーケットに投資機会を得られ、一般の投資家とは異なる投資成果特典を享受することができます。
- 投資対象は、上場へ向けてステップを進めているミドル・レイターステージの企業
- 金融商品取引法に基づいた審査を通過した透明性の高い情報を公開
- 限られた投資家を対象に、1社1回あたり数百万円～数千万の投資が可能
通常のスタートアップ投資とはどう違う？
ここでは、FUNDINNOが行う通常の株式投資型クラウドファンディングサービスと異なる特徴について、以下の表で比較をまとめています。
| FUNDINNO ファンディーノ | FUNDINNO PLUS ファンディーノプラス | |
|---|---|---|
| スキーム | 株式投資型クラウドファンディング | 株主コミュニティ私募 |
| 主な対象事業 | これから事業を成長させていく段階のベンチャー企業 | IPOやM&AといったEXITを現実的に見据える段階に来たベンチャー企業 |
| 投資可能金額 | 年間上限最大50 万円 ※ 定投資家に限り上限なし | 制限なし |
| 調達可能金額 | 年間上限最大1 億円 | 制限なし |
| 対象投資家 | 当社登録投資家 | 該当株主コミュニティ参加者 |
| 申込 | 先着順 | 先着順 （49名以内の発行者様が承認した方） |
| 株式種類 | 普通株 FUNDINNO型新株予約券 | 普通株 種類株 |
| 募集形態 | 公募 | 私募 |
| 取扱形態 | 募集取り扱い | 私募取扱 |
| 主なリスク | 投資元本が、想定最大損失金額となる | 投資元本が、想定最大損失金額となる |
特定投資家とは
特定投資家とは、
特定投資家と一般投資家との違い
特定投資家と一般投資家との主な違いは、投資の条件やアクセス権限にあります。特定投資家は一定の条件を満たした上で、より高額な投資が可能であり、成長産業や新興企業への投資機会に優先的にアクセスできます。
※FUNDINNO PLUS＋で投資するためには、FUNDINNO投資家登録が必要となります。
FUNDINNO PLUS+（ファンディーノプラス）のメリット
FUNDINNO PLUS+のメリットは以下のとおりです
1成長企業への投資機会
FUNDINNO PLUS+は成長産業や将来的なIPOを目指す企業への投資機会を提供します。一般の投資家にとってはアクセスしにくい市場への投資が可能となります。
2特定投資家特典の享受
FUNDINNO PLUS+では、特定投資家制度を活用することで、一般の投資家とは異なる特典を享受することができます。例えば、優先的な株式取得権や配当優遇などがあります。
3専門的なサポート
FUNDINNO PLUS+では、投資に関する専門的なサポートを受けることができます。投資家向けの情報提供やアドバイスなどがあり、より的確な投資判断を行うことができます。
4高リターンの機会
特定投資家は、
5優先的な投資機会
成長産業や新興企業への投資機会は限られていますが、特定投資家はその中でも優先的に投資機会を得ることができます。これにより、将来的な成功が期待される企業に早期に投資することができます。
FUNDINNO PLUS+（ファンディーノプラス）の取引上のリスク・注意点
取引にあたっては、リスクも考慮する必要があります
1投資リスク
FUNDINNO PLUS+は成長産業や新興企業への投資を促進していますが、これには一定の投資リスクが伴います。投資先の企業が成功しなかった場合、投資家は損失を被る可能性があります。
2特定投資家制度への要件
FUNDINNO PLUS+の特典を享受するには、特定投資家としての要件を満たす必要があります。これには一定の投資金額や資産規模、投資経験などが求められます。
3市場変動の影響
FUNDINNO PLUS+での投資は市場の変動に影響を受けます。株価の変動や経済状況の変化などにより、投資価値やリターンが変動する可能性があります。
4専門知識の要求
特定投資家は一般の投資家よりも高い知識と経験を要求されます。投資の判断を誤ることで損失を被る可能性もあります。
FUNDINNO PLUS+（ファンディーノプラス） まとめ
FUNDINNO PLUS+は、成長企業への投資を身近にするためのサービスです。 特定投資家としての要件を満たすことで、一般の投資家とは異なる特典や投資機会を享受することができます。特定投資家としてのメリットは高いリターンの機会や専門的な情報へのアクセスなどがありますが、高いリスクや専門知識の要求もあります。
※FUNDINNO PLUS+自体のメリットは成長企業への投資機会や特典の享受、専門的なサポートなどがありますが、投資リスクや特定投資家制度への要件、市場変動の影響も考慮する必要があります。投資にはリスクが伴いますので、慎重な判断とリスク管理が必要です。
※FUNDINNO PLUS＋で投資するためには、FUNDINNO投資家登録が必要となります。
「スタートアップ投資」に関するＱ＆Ａ
スタートアップ企業とベンチャー企業の違いは何ですか？
スタートアップ企業とベンチャー企業では、ビジネスモデルと成長スピードが大きく異なります。
ベンチャー企業は既存のビジネスモデルをベースとし、そこに独自の変化や工夫を加えて新たなサービスを生み出し、スケールを拡大することで売上を増大する企業です。一方で、スタートアップ企業は、革新的なアイデアでこれまでになかった新しいサービスを作り出す企業です。ビジネスモデルの革新性、解決される社会課題の大きさ、そしてIPOやM&AといったExit戦略がある企業を指します。
スタートアップの目的は何ですか？
スタートアップは、今までにないイノベーションを起こし、新しいビジネスモデルを構築していくことで、社会に新たな価値を創出することを目的としています。そのため、一般企業とは異なり企業成長スピードも速い傾向にあります。
