資産形成=金融資産に投資というイメージがありますが、アート作品も資産性に優れていることをご存知ですか?
資産としてのアートと言われても「素人目には難しい、そもそも何億円もする作品を買えっこない」と思うかもしれません。ただ、ゴッホやピカソを初めとした超有名画家の作品が、何億、何十億という値がつけられていることは周知の事実。
そこで、登場したのがアートのオーナー権を1万円から買うことができる「ANDART(アンドアート)」という、日本初のアート作品の共同保有プラットフォームです。
この記事では、アート市場の将来性や、アート作品をポートフォリオに組み込むメリット、そしてアートを資産として管理する具体的な方法を紹介していきます。
- 資産としてのアートの現状と可能性
- 株式投資とアート作品の資産としての違い
- アートを資産として楽しむ方法
- ANDART(アンドアート)の魅力
アートは資産として優れている?
世の中には様々な投資商品がありますが、アートは資産として優れているのか、先ずは実際の例から見ていきましょう。
アート作品の価格が『金』を上回った例
今や世界的に有名なアーティスト、バンクシーは、英国を拠点とする匿名アーティストです。政治的で皮肉なメッセージが込められた作品と、神出鬼没で正体不明な人物像で人気を集めています。
MyArtBrokerによると、バンクシーのプリント作品を、金、FTSE 100株、石油、ビットコイン、不動産などの他の従来の高収益資産と比較したところ、バンクシーのプリント作品の平均価格は2020年に初めて金を上回る結果となったそうです。
出所:MyArtBroker
株式や外貨などと比べれば、確かに価値の安定性は劣るものの、将来性のあるアーティスト・作品を見つけ出せば、アート作品の価値は大きく上がる可能性があることがわかります。
米国の代表的な株価指数「S&P500」を超える成長率!?
アート市場には、日経平均やNYダウなどと同じように、アートの値上がり指数「Artprice100©」が存在します。Artprice社が選定した100名の代表作家の平均値上がり指数であり、アートの株価指数とも言えます。
「Artprice100©」は、アメリカの代表的な株価指数「S&P 500」の約2.5倍の勢いで成長をしており、国際的な評価を受けた作品は資産であるという世界共通の認識が浸透しているようです。
今後も有名画家のアート作品の価格は上がりそうなのか
紹介の通り、アートは人を魅了させるだけでなく、資産価値が上がる可能性も秘めています。
一方で、全ての作品がそうではないのも事実です。アート市場では展示の開催や、ファッションブランドとのコラボなど、その時々の状況で価格は変動するため、そういった動きがこれまでの作品価値にも影響を及ぼすことも考えられます。ですから資産として保有する場合には、こうした価値が変動するリスクに注意が必要です。
ただ、未来の有名画家の作品を早くから手に入れておけば、将来価値が膨れ上がる可能性もあります。投資においても、現在GAFAMと呼ばれる米国IT企業群も本をただせば、資本金も少なく、株価も低い会社の1つに過ぎませんでしたし、先見の明を持ってアート作品を購入することはある種の楽しみにもなりそうです。
アートをポートフォリオに組み込むメリットはある?
そもそも、何故アートを資産のポートフォリオに入れる人が増えているのでしょうか?それは株式などの金融資産とは異なる以下3点の特徴があるからです。
- インフレ対策になり得る
- 高いリターンが期待出来る
- 他の金融資産とは異なり「鑑賞」という楽しみもある
それぞれ簡単に説明していきます。
1.インフレ対策になりうる
金融資産の場合、市場や景気の影響を受けやすいのが特徴です。しかし、絵画などは景気にあまり左右されず、根強いコレクターや資産家が需要の大半を占めているため、資産の一部にアート作品を組み込むことで、インフレに対するリスクヘッジの一環にもなります。
2.高いリターンを得られる
アートでの資産運用は、他の金融商品に対して平均リターン率が高いのが特徴です。売買手数料を含めても2~3倍になることは珍しくなく、作品によっては数十倍、数百倍になることもあります。確率としては低いものの、1万円で買った作品が将来10万円や100万円になるかもしれないというのは夢がありますね。ただ、確率が低いとはいえ、宝くじなどの当選確率と比べれば可能性は大いにあります。
3.他の金融資産とは異なり「鑑賞」という楽しみもある
アート作品の醍醐味といえば、本来「鑑賞」をしてその作品性や世界観を楽しむこと。株式などとは異なり、所有していれば日々その作品を眺めて芸術鑑賞することもできます。特にアート好きの方にとって、この恩恵は大きいのではないでしょうか。そのほかに、アート作品を共同保有できるサービス「ANDART」では、実際に作品を鑑賞できるオーナー限定イベントや最新のアート情報をキャッチ出来るなど、複数の恩恵・楽しみを受け取ることが出来ます。詳しくは後述でご紹介していきます。
有名アートのオーナー権を購入する方法「ANDART(アンドアート)」
ANDART(アンドアート)とは?
ANDARTは、これまでなかなか手が届かなかった高額な有名アート作品や大型作品でも1万円から売買できる日本初のアート作品共同保有プラットフォームです。
自分一人では到底手が出せない有名作品のオーナー権も売買できるのが大きな特徴。オーナー権を購入した作品オーナーは、オンライン上でのコレクションをはじめ、実物作品の鑑賞機会など様々な優待を通して、気軽に本格アートコレクションを楽しむことができます。また、オーナー権の売買が可能な会員間取引機能も提供されており、娯楽としても投資としても重宝するサービスです。
サービス開始から2周年を迎えたANDARTは、「資産としてのアート」「シェアリングエコノミー」などへの関心が高まったことも受けて会員数1万人を突破。2020年、日経トレンディのスタートアップ大賞にて第3位を受賞しています。
ANDART(アンドアート)5つの特徴
ここでは、ANDARTが手掛けるサービスの特徴について主な5つをご紹介していきます。
アート作品がプロによって厳選されている
アートに興味はあるけど、果たしてどのように将来性のあるアーティスト・作品を見つけ出すのか、気になる方も多いのではないでしょうか。ANDARTにはアート業界の歴も長いプロフェッショナルたちが厳選した作品だけが並んでいるため、安心してオーナーになることが出来ます。※会員数は1万人を突破(2021年8月現在)
オーナー権は1万円から購入可能
通常、アート作品を購入する場合、数万~数百万円で現物を購入するイメージが強いと思いますが、ANDARTの場合「1万円」から共同保有という形でオーナーになることができます。少額なので始めやすく、共同保有といえど、有名絵画のオーナー権を持っている一人になれるのは嬉しいですね。仮に一部とはいえ、自分があのピカソの作品のオーナーになっていると考えると、ちょっとワクワクしませんか?
資産として長期でアートを楽しむ
株式市場には暴落がつきもので、不景気時には大きく資産を減らすこともあります。アート作品であれば、例えばピカソの絵画の価値が急落することは考えづらく、比較的安定したリターンを確保できる可能性があります。また、アート作品は時間が経つにつれて希少性が増すものなので、長期保有との相性が良いとされています。
シンプルにアート作品のオーナー権が得られる喜びも
単に資産形成だけではなく、純粋にアートを楽しむ目的でも少額から共同保有出来るシステムになっているため、資産形成と趣味を両立できるのが特徴です。普段から美術館に足を運んだり、好きなアーティストの作品展に行くことが多い人にとっては願ったり叶ったりなサービスです。
所有者(オーナー)限定の特典もある
ANDARTは、オーナー権を購入して作品オーナーとなることで、さまざまな優待を受けることができます。
『鑑賞イベントへの参加』『オーナー証明書の発行』『オーナーとしての名前が記載』 この3点は特に魅力的で、純粋にアートが好きな会員にも好評です。
まとめ
日本国内では、アート市場はまだまだ伸びていく可能性を秘めています。
大半が「アート=趣味」の位置付けに思われがちですが、アート作品の選定こそ難しいものの、資産として見た時に、株式投資よりも安定し、かつハイリターンと言われることも少なくありません。さらにANDARTのようなサービスを使えば「審美眼・先見の明の有無」に関わらず、気軽に資産としてのアート楽しむことができます。
資産形成のために購入するもよし、自分が好きな作品のオーナーになり、純粋にアートを楽しむもよし、様々な楽しみ方があるのがアートを購入することの最大の魅力です。
いずれも、長期的な目線で保有することが重要なポイントです。