仮想通貨(暗号資産)の代表といえばビットコイン(BTC)です。
2017年から日本を始め、世界中で大きな話題となり、価格は10万円から240万円へと大きく上昇。コロナショックの影響で2020年春には30万円台へと低迷するも2021年4月には700万円台へと急騰しました。
4月を天井に5〜7月にかけて低迷。2022/12/26時点は、大手交換業者の破綻の影響もあり安値圏で推移しています。
乱高下は激しいけれど、上昇し続けるビットコインを見て投資に関心を持った人も多いのではないでしょうか。
本記事では、2015年から仮想通貨業界を知る筆者が、投資未経験者におすすめできる手数料が安く小額から投資ができる仮想通貨取引所を紹介します。
最後まで読めば、初めてビットコインを購入する際に手数料などで損をせずにご自身にあったサービスを選ぶことができるでしょう。
合わせて読みたい:仮想通貨取引所おすすめランキング!初心者に人気の7社を評判・口コミで徹底比較!
とにかく早くビットコインを買いたい
このページを読んでいる人のなかには、ビットコインを小額から安い手数料で買うことができる取引所を教えてくれれば良いという人がいるのではないでしょうか。
そういった場合は、GMOコインかbitFlyer(ビットフライヤー)に口座開設を行いましょう。
特にGMOコインは、平日の夜でもオンラインで口座開設が可能です。
「かんたん本人確認」というサービスを利用すれば、口座開設の際の郵送物の受け取りが不要となります。そのため、最短で口座開設の申し込み10分後に取引を開始することができるそうです。また24時間いつでも申し込みを受け付けており、たとえ夜の22時でも深夜3時に口座開設を行っても、直ぐに取引ができるというのは魅力的ではないでしょうか。
どちらもビットコインの取引高では国内トップクラスで、手数料もほぼ無料となっています。また、1000円程度からビットコインを購入することができます。
販売所取引のためスプレッドがありますが、今なら口座開設キャンペーンで2000円がもらえるキャンペーンを開催(2022年8月1日7時00分~2023年2月1日6時59分まで)しているDMM Bitcoinもおすすめです。
ビットコインの取引所を選ぶポイント
ビットコインを購入するには、仮想通貨交換業者に口座開設を行い取引所か販売所などで買うという流れになります。
その際に、3つポイントを押さえておくことがビットコインの購入におすすめの業者を見分けることにつながります。
- 取引サービス
- 手数料
- 取引高・売買代金
とにかく早くビットコインを買えれば良い、積立投資を行いたい、レバレッジ取引を行いたいなど、ご自身の希望に合った交換業者選びの参考としてください。
1ビットコイン取引を取引サービスで選ぶ
ビットコインは、いくつかの方法で購入することができます。
- 販売所
- 取引所
- 積立投資
- レバレッジ取引
販売所
交換業者と仮想通貨のやり取りを行います。
販売所という名前の通り、お店でビットコインを買ったり、自身が保有するビットコインを買い取ってもらうというイメージです。取引所と比較すると、購入が割高になる場合が多いといえます。
販売所の取引手数料相当にあたるスプレッドが狭い(≒購入に有利)な交換業者は、GMOコインやDMM Bitcoinです。
取引所
交換業者のユーザー同士の取引となります。板という注文リストが並んでいる特徴があり、売買したい価格と量が表示されています。
いわゆる取引手数料がかかる場合ば一般的です。しかし、手数料が無料の仮想通貨があったり、指値注文を行い約定すると取引手数料をもらえる(マイナス手数料)場合もあります。
主にMaker手数料としてマイナス手数料は提供されます。
Makerとは“指値注文などで新しい注文価格を提供する人”です。この場合、取引所に“新しい価格を提供している”ため、より細かな値段での売買を可能にしてくれる存在です。取引所としてその状況は好ましいため「マイナス手数料」という形で手数料を注文者に還元する仕組みとなっています。
積立投資
一定期間、金額で仮想通貨の積立投資を行うことができます。
ビットコインの場合は、1度の金額は1000円から3万円程度。期間は毎日か毎月を選択し運用することができます。
なお、2018年7月から2021年6月まで毎月1万円のビットコインを積立投資で運用すると、146万円の時価評価となり、110万円の利益(元本36万円)が出ていた計算となります。
出所:GMOコイン
購入する期間を分散させたい方に人気の投資方法です。
レバレッジ取引
予想が当たった時に、より高い利益を上げられるのが、レバレッジ取引です。2022年1月時点で、国内で個人投資家はレバレッジを2倍まで掛けることができます。
※法人であれば6倍程度が可能
2ビットコイン取引を手数料で選ぶ
ビットコインを取引するにおいて、手数料は重要な取引コストです。
特に取引の頻度を上げれば上げるほど積み重なっていくため、基本的に安い交換業者の利用が良いでしょう。そして、取引高がある取引所であれば、買いたい価格で取引できる場合が大きいため、より好ましいといえます。
サービス別の一覧比較表(みんかぶChoiceより)
取引所 | 最低注文数量 |
取引手数料 (取引所) |
取引手数料 (販売所) |
公式ページ |
---|---|---|---|---|
Coincheck |
取引所:500円 販売所:500円 |
無料 | 無料 | |
DMM Bitcoin |
0.0001BTC | ー | ※無料 | |
GMOコイン |
0.0001BTC |
Maker:-0.01% Taker:0.05% |
無料 | |
bitFlyer |
取引所:0.001BTC 販売所:0.00000001BTC |
約定数量×0.01〜0.15% | 無料 | |
bitbank |
取引所:0.0001BTC 販売所:0.00000001BTC |
Maker:-0.02%〜0% Taker:0%〜0.12% |
無料 | |
BITPOINT |
0.0001BTC | 無料 | 無料 | |
Liquid by FTX |
0.001BTC | 0%〜0.1% | ー |
3ビットコイン取引を取引高・売買代金で選ぶ
ビットコインは様々な交換業者で取引することができますか、交換業者によって2桁億円も取引されている人気どころから、1日に数億円しか取引されない業者もあったりします。
当然、たくさん取引される人気の業者が取引に有利です。
Bitcoin日本語情報サイトを見ると、2021年4~5月ではGMOコインとbitFlyerの取引高が多くなっています。
このふたつの取引所は、1ヵ月で45万BTCほどの取引高があり、ビットコインが400万円だとした場合の売買代金はおよそ2兆円規模となります。
取引高が多い方が、自身が買いたい時に買え、売りたい時に売れる可能性が高いため有利と言えます。
そのため、ビットコインの取引をしようと思ったらビットフライヤーかGMOコインで始めるのが良いのではないでしょうか。
【主要業者の取引高比較ランキング】
交換業者 | 7月概算売買代金 | 取引高 | 公式ページ |
---|---|---|---|
GMOコイン |
23兆円 | 21万11552BTC | |
bitFlyer |
25兆円 | 37万5820BTC | |
Liquid by FTX |
24兆円 | 7万5421BTC | |
Coincheck |
18兆円 | 7万1184BTC | |
bitbank |
2兆円 | 215万8017BTC |
なお、6月12日よりGMOコインのテレビCMにお笑い芸人のスギちゃんが登場しました!
GMOコインは、ビットコインの取引所と販売所の両方を提供しています。
また、レバレッジ取引でも取引所と販売所があり、ビットフライヤーよりも幅広い取引サービスを提供しています。
- 取引所
- 販売所
- 暗号資産FX
- レバレッジ取引
- 貸暗号資産
- つみたて暗号資産
- ステーキング
- API
これを機に投資を始めたいと考えている方は、GMOコインで口座開設してみてはいかがでしょうか?
ビットコインとGMOコインに関するQ&A(よくある質問)
ビットコインはこれからも上昇しますか?
上昇するかどうかは誰にも確約できません。しかし、年月が進むとともに上昇しやすい設計(参考記事:ビットコインが2021年に1000万円を超えるという分析モデルを紹介)になっており、金と同じくインフレヘッジとして注目されています。
ビットコインはいくらから買えますか?
交換業者によりますが、500円から1000円程度から購入することができます。
参考記事:仮想通貨はいくらから買えるのか?ビットコインでも500円から購入可能
GMOコインを利用することにどのようなメリットとデメリットがありますか?
以下のようなメリットとデメリットが考えられます。
GMOコインを使うメリット
- 国内トップクラスの取扱通貨数(16通貨)
- ビットコイン取引高が国内一位
- 販売所や現物取引だけでなく、レバレッジ取引と暗号資産FXのふたつも提供
- アプリで4画面チャート表示ができる
どのようなサービスがありますか?
販売所と取引所(レバレッジ取引含む)はもちろんのこと、暗号資産FXや貸暗号資産(レンディング)、積立投資、そしてステーキングを提供しています。
口座開設は誰でもできますか?
「年齢が20歳以上」「国内在住」など、GMOコインの開設基準を満たしている必要があります。口座開設の申し込み後にGMOコイン側で審査を行い、通れば口座開設完了通知書が送られてきます。その他の国内取引所も概ね同様です。
デモ口座はありますか?
ありません。
どの通貨ペアを取扱ってますか?
GMOコインでは現在、以下の16通貨を取り扱っています。
【取扱い通貨ペア一覧】
BTC,ETH,XRP,LTC,BCH,XEM,XLM,BAT,XTZ,QTUM,OMG,ENJ,DOT,ATOM,XYM,MONA
アプリはありますか?
あります。『暗号資産ウォレット -ビットコイン取引ならGMOコイン』という名称でアプリストアに置いてあります。iOSとAndroidの両方で利用でき、ウィジェット機能やアラート機能も備えています。
どんな人にGMOコインはオススメですか?
まず第一に大手がいいという人にオススメです。さらにGMOグループは大手というだけでなく、外為の事業も抱えているため、豊富な金融リテラシーも有しています。
そして何よりも、様々な銘柄でレバレッジ取引を行いたい方にもオススメです。GMOコインではレバレッジ取引所と暗号資産FXの二つを活用することで、様々な通貨でレバレッジ取引を行うことができます。ビットコイン取引高が国内一位の取引所ですので、流動性も大きいです。
最後に、FX取引の経験がある方にもオススメです。GMOコインのアプリはFX取引の経験がある方にとっては非常に使いやすいものとなっています。しかし初心者の方は慣れるまで少し時間が必要かもしれません。